CATEGORY: ヴェネツィア便り
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
気がついたら私も、久しぶりの帰国まであと少しと迫り、ここへきて例によってバタバタと過ごしています。
迷走は続く・・・
このメイルをいつも読んでいただいている方は既に耳にタコができているかもしれませんが、イタリアの大学は、入学式がなければ卒業式もありません。卒業は、みんなバラバラ。
そんなわけなので、就職のための活動期間というのは、公式にも非公式にも、全く存在しません。卒業見込みの段階では、どこをどうあたっても、例えば学部卒を条件にしている会社なら「卒業してからあたってね」と言われるのがオチ。逆に、幸か不幸か、在学中に(たいていは人の紹介などで)何にせよ仕事が見つかってしまった場合、それはその時点で既に人手が必要ということ。卒業を待ってくれるということはほとんどありません。こうして、「あと少し」ながら卒業が保留になっている、という人は結構います。
特にあてのないまま、卒業までこぎつけてしまった人は、ここで初めて「活動」をすることになります。どうやって?うーん。人づてや、今ならもちろんネット。とりあえず興味のある企業や団体にコンタクトをとってみます。電話をするとたいていは、全く拉致があかないか、「今は募集してないけど、とりあえず履歴書だけメイルして・・・」と言われるので、そうするものの、その後の音沙汰はもちろんなし。はあ。メイルじゃ絶対にダメ、履歴書を持って、直接現地へ乗り込め、とアドバイスする人もいるけど、アポなしで出向いたってそれこそ責任者に会える可能性なんてほとんどないし、受付に履歴書を置いてくる、っていったって、一応個人情報が詰まったものをそんなところに置いてくるというのもどうかと思うし・・・。だいたい、受付なんてあるところが少ないし、あったとしたら組織が大きすぎてやっぱり該当のところへ届くとは考えられません。(日本じゃあるまいし。)
結局、人に紹介されたところ、募集があると聞いたところ以外、とりつくしまもありません。
金曜日の新聞には求人広告欄があるのですが、ほとんどが「エリア別セールス・マネージャー」で、要・車及び運転免許。・・・1人マネージャーなんだろうな、きっと。出ているのは毎週、というより紙面のほとんどに、人材派遣会社とか、広告会社とかの同じマークがついている。ドイツや中国での営業、というのもあったりします。うーん、とりあえず、パス。
昨日は、大学で卒業生・在学生を対象にした「仕事との出会い」というイベントがありました。旧来はこちらの大学は、卒業生の進路なんて知ったこっちゃない、という状態だったのですが、ここ最近は、おそらく学生集めのキーポイントでもあるのでしょう、専門のセクションを作って、職探しのためのいろいろな講座や、講演会などを企画しています。「効果的な履歴書の書き方」といった、なかなか具体的な内容のものもあり、ガンバッテいるようです。
昨日のテーマは、「(文化財)監督庁や、財団での仕事」。美術史を卒業・または見込みの学生を中心に100人ほどでいっぱいになった会場で、それぞれの組織の代表、責任者の話がありました。
実は今回のイベントは、案内が来た時に、「申し込みはメイルにて。その際に自身の履歴書を添付するように」ということだったので、まさかいきなりここで人材募集をするはずはないけれども、多少は個々の希望や現状に基づいた具体的な話をするのかとちょっと期待していました。
ところが実際は、簡単な質疑応答はできたとはいえ、各組織の代表や責任者が現状を説明するのを聞いていただけ。学んだのは結局、監督庁は国家公務員だから公募で、かつ最後にあったのは12年前だったこととか(それは知っていた)、ヴェネツィアの主要な2大財団ですら、非営利であるが故に組織は拡大せず、基本的に新たな採用はしないということ・・・。
それでも、研修生やボランティアの中から、契約社員のような形になることはないとは言えないから、いかなるチャンスも逃さないように、とか・・・どっちにしろ、仕事を持っても一生勉強だから、とりあえずチャンスが巡ってくるまでも勉強をし続けろ、とか・・・うーーーん。
以前、やはり「見事に地元の博物館で職を得た卒業生の例」のような会があったとき、まあ彼女自身は確かに非常に行動的で、「がんばった」のはよくわかったのだけど、結局、「強運が必要」で、「とりあえず、どうせ学部程度の知識ではどうにもならないから進学せよ」みたいな結論で、心底がっかりしたことがあったのですが、今回も、「なんだかな・・・」という感じでした。
そんなわけで、当面の短期・単発のアルバイトから本格的な仕事まで、相変わらず探し中ですが、とりあえず来月、12月11日から1月4日まで日本に帰国します。みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
早いものでもう師走。お忙しい時期かと思いますが、どうぞ体調管理などに気をつけてお過ごしください。
それでは、また。
Fumie
HP http://vivereavenezia.blog102.fc2.com
ブログ http://fumiemve.exblog.jp/
毎日一記事 http://www.actiblog.com/veneziaitalia/
気がついたら私も、久しぶりの帰国まであと少しと迫り、ここへきて例によってバタバタと過ごしています。
迷走は続く・・・
このメイルをいつも読んでいただいている方は既に耳にタコができているかもしれませんが、イタリアの大学は、入学式がなければ卒業式もありません。卒業は、みんなバラバラ。
そんなわけなので、就職のための活動期間というのは、公式にも非公式にも、全く存在しません。卒業見込みの段階では、どこをどうあたっても、例えば学部卒を条件にしている会社なら「卒業してからあたってね」と言われるのがオチ。逆に、幸か不幸か、在学中に(たいていは人の紹介などで)何にせよ仕事が見つかってしまった場合、それはその時点で既に人手が必要ということ。卒業を待ってくれるということはほとんどありません。こうして、「あと少し」ながら卒業が保留になっている、という人は結構います。
特にあてのないまま、卒業までこぎつけてしまった人は、ここで初めて「活動」をすることになります。どうやって?うーん。人づてや、今ならもちろんネット。とりあえず興味のある企業や団体にコンタクトをとってみます。電話をするとたいていは、全く拉致があかないか、「今は募集してないけど、とりあえず履歴書だけメイルして・・・」と言われるので、そうするものの、その後の音沙汰はもちろんなし。はあ。メイルじゃ絶対にダメ、履歴書を持って、直接現地へ乗り込め、とアドバイスする人もいるけど、アポなしで出向いたってそれこそ責任者に会える可能性なんてほとんどないし、受付に履歴書を置いてくる、っていったって、一応個人情報が詰まったものをそんなところに置いてくるというのもどうかと思うし・・・。だいたい、受付なんてあるところが少ないし、あったとしたら組織が大きすぎてやっぱり該当のところへ届くとは考えられません。(日本じゃあるまいし。)
結局、人に紹介されたところ、募集があると聞いたところ以外、とりつくしまもありません。
金曜日の新聞には求人広告欄があるのですが、ほとんどが「エリア別セールス・マネージャー」で、要・車及び運転免許。・・・1人マネージャーなんだろうな、きっと。出ているのは毎週、というより紙面のほとんどに、人材派遣会社とか、広告会社とかの同じマークがついている。ドイツや中国での営業、というのもあったりします。うーん、とりあえず、パス。
昨日は、大学で卒業生・在学生を対象にした「仕事との出会い」というイベントがありました。旧来はこちらの大学は、卒業生の進路なんて知ったこっちゃない、という状態だったのですが、ここ最近は、おそらく学生集めのキーポイントでもあるのでしょう、専門のセクションを作って、職探しのためのいろいろな講座や、講演会などを企画しています。「効果的な履歴書の書き方」といった、なかなか具体的な内容のものもあり、ガンバッテいるようです。
昨日のテーマは、「(文化財)監督庁や、財団での仕事」。美術史を卒業・または見込みの学生を中心に100人ほどでいっぱいになった会場で、それぞれの組織の代表、責任者の話がありました。
実は今回のイベントは、案内が来た時に、「申し込みはメイルにて。その際に自身の履歴書を添付するように」ということだったので、まさかいきなりここで人材募集をするはずはないけれども、多少は個々の希望や現状に基づいた具体的な話をするのかとちょっと期待していました。
ところが実際は、簡単な質疑応答はできたとはいえ、各組織の代表や責任者が現状を説明するのを聞いていただけ。学んだのは結局、監督庁は国家公務員だから公募で、かつ最後にあったのは12年前だったこととか(それは知っていた)、ヴェネツィアの主要な2大財団ですら、非営利であるが故に組織は拡大せず、基本的に新たな採用はしないということ・・・。
それでも、研修生やボランティアの中から、契約社員のような形になることはないとは言えないから、いかなるチャンスも逃さないように、とか・・・どっちにしろ、仕事を持っても一生勉強だから、とりあえずチャンスが巡ってくるまでも勉強をし続けろ、とか・・・うーーーん。
以前、やはり「見事に地元の博物館で職を得た卒業生の例」のような会があったとき、まあ彼女自身は確かに非常に行動的で、「がんばった」のはよくわかったのだけど、結局、「強運が必要」で、「とりあえず、どうせ学部程度の知識ではどうにもならないから進学せよ」みたいな結論で、心底がっかりしたことがあったのですが、今回も、「なんだかな・・・」という感じでした。
そんなわけで、当面の短期・単発のアルバイトから本格的な仕事まで、相変わらず探し中ですが、とりあえず来月、12月11日から1月4日まで日本に帰国します。みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
早いものでもう師走。お忙しい時期かと思いますが、どうぞ体調管理などに気をつけてお過ごしください。
それでは、また。
Fumie
HP http://vivereavenezia.blog102.fc2.com
ブログ http://fumiemve.exblog.jp/
毎日一記事 http://www.actiblog.com/veneziaitalia/
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